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柏樹関
  • 2025.10.10
  • スタッフブログ

【柏樹関の香湯体験】白檀香る薬湯で心と身体を清める癒しのひととき

香湯とは?永平寺に伝わる「心身を清める湯」の由来
朝晩の空気がひんやりとしてきて、秋の深まりを感じる季節になりました。
夏の疲れが残る身体や、気温の変化で冷えやすくなった体調を整えるには、心から温まる湯浴みが一番。
そんなときにおすすめなのが、永平寺ゆかりの「香湯(こうとう)」です。

香湯とは、白檀や薬草を煮出した香り高い湯で身を清めるもので、古くから仏道に入る前の大切な儀式として用いられてきました。
特に永平寺では、神聖な行持を行う前に「香湯沐浴(こうとうもくよく)」を行い、身体と心を整えてきた歴史があります。
お湯に浸かるだけでなく、香木の香りに包まれることで、心が自然と落ち着き、まるで禅の世界へ導かれるような特別な体験を味わえます。

香湯の成分と効能|白檀・桂皮・陳皮などの薬草が織りなす香り
香湯
香湯に使われる香木は、白檀・菖蒲根・陳皮・桂皮・龍脳をはじめ、約10種類以上の薬草から成り立っています。
これらはそれぞれ心身に働きかける効能を持ち、香りだけでなく健康面にも良い影響を与えると伝えられています。
白檀は心を落ち着け、桂皮は身体を温め、陳皮は巡りを良くし、菖蒲根は邪気を祓うとされてきました。
湯船に身を沈めると、深い香りが全身を包み込み、まるでお香を焚いた空間にいるような心地よさ。
リラックス効果はもちろん、日々の疲れを解きほぐし、内側から整う感覚を実感できます。

柏樹関で体験できる香湯沐浴
香湯
そんな貴重な香湯体験ができるのが、永平寺町の宿泊施設「柏樹関」です。
ここでは、大本山永平寺と同じ成分・分量で配合された香木を使用し、他では決して味わえない「香湯沐浴」を楽しむことができます。
旅行中に温泉や大浴場に入るのは一般的ですが、永平寺の教えを背景にした香湯は、心に深い余韻を残す特別な湯浴み。
禅に触れる旅の一部として、または自分自身をリセットするひとときとして、人気を集めています。

永平寺ゆかりの「香湯」は、ただのお風呂ではなく、心と身体を清める特別な体験です。
白檀や薬草の香りに包まれることで、リラックス効果はもちろん、禅の教えに触れるような深い癒しを得られます。
旅先で心から整いたい方、日常の疲れをリセットしたい方にオススメの癒しの体験です。

>香湯の詳細はこちら

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