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柏樹関
  • 2026.01.20
  • スタッフブログ

永平寺で心を整え、そばを味わう|福井らしい旅の楽しみ方

福井を代表する禅寺、永平寺。
深い杉林に囲まれた境内は、歩くだけで心が静まり、日常の慌ただしさを忘れさせてくれます。
そんな永平寺観光とともに、古くから親しまれてきたのが「そば」です。参拝でゆっくりと歩き、心と体を整えたあとにいただく一杯のそばは、格別の味わい。
永平寺周辺では、参拝とそばをセットで楽しむ文化が自然と根付いてきました。

そばは消化が良く、精進料理とも相性のよい食べ物。永平寺という場所の空気感と、そばの素朴な味わいは、どこか通じ合うものがあります。

福井のそば文化と越前そば、そして永平寺そばの特徴
福井のそば文化を語るうえで欠かせないのが「越前そば」です。
越前そばの最大の特徴は、冷たいそばに大根おろしと出汁をかけて食べる「おろしそば」。さっぱりとしながらも、大根の辛味がアクセントとなり、そばの香りをしっかりと引き立ててくれます。

また、福井では「挽きぐるみ」と呼ばれる製法が主流。そばの実を殻ごと挽くため、色はやや濃く、噛むほどに力強い風味が感じられます。派手さはありませんが、毎日でも食べたくなる素朴な味わいが、福井のそばの魅力です。

その中でも、永平寺周辺で親しまれてきたのが「永平寺そば」。
越前そばの流れを汲みながらも、永平寺そばはより滋味深く、控えめな味わいが特徴です。精進料理の文化が根付く土地柄から、油分や刺激を抑え、そば本来の香りと喉ごしを大切にしています。

参拝後にいただく永平寺そばは、食事というよりも、心を整える時間の延長。静かな余韻を楽しめる一杯として、多くの人に親しまれてきました。

永平寺観光の合間にそばを楽しむ
柏樹関
永平寺観光をゆっくり楽しみたい方には、宿泊を組み合わせた旅がおすすめです。
門前に佇む柏樹関は、永平寺の静かな空気を身近に感じながら過ごせる宿。

周辺には、観光の合間に立ち寄れる蕎麦屋も点在しており、散策しながら福井ならではのそば文化に触れることができます。
特定のお店を目的にするのではなく、「この土地で味わうそば」を楽しむ——それも永平寺観光の醍醐味です。

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